コラムニスト:双月 拡照

第三回「音楽に目覚めたキッカケ」





どうも、双月 拡照です。

特徴は覚えやすい顔らしいです。
こういうコラムや一言は苦手なのですが雪月花先輩のお題のおかげで深くかけそうです。
それでは、お話させていただきます。
目覚めたなんて大それた話ではありませんが、大きくわけて三つほどあります。

 あれはまだ僕が身長160cm代の13歳。(次の年で170cmに)
あの頃と言えば、プラモデルとゲームにうつつを抜かしながら、剣道に励んでいました。
一年生だった僕には三年生の先輩方がとても大きい存在で、特に部長を務めていた先輩は実力があり、個人戦で県大会まで行き、その姿は今でもよく覚えています。
話はとんで卒業式前の三送会(お別れ会みたいなもの)。
在校生や卒業生がいろいろ催しものをするその会でその先輩がギター(だったような)を持って歌っている姿が輝いていました。

今までの姿とその時の姿は僕に『かっこいい』ということを刻み込みました。

 その後、僕といえば、数学で12点とり、be動詞と一般動詞の使い分けが出来るようになったのは中3の夏、座りすぎで腰痛になったり、
レンタル屋で借りたガンダムの選曲集を聞きまくったり、スターオーシャン2ndストーリーとテイルズシリーズにどっぷりはまりオタへの道を開き始めたり、
と3cmぐらいの山と谷をちこちこ歩き生きていました。


 小さいころから流行りにはまったく興味のない僕は話題を振るのが苦手で友人と呼べる人があまりいませんでした。
そのせいか、あまり世の中ではあまりいい風に見られていない文化にハマッていたのでイロイロありました。
なんで、こんなに差別されるのだろう? そんな心の調子なので、高校時代は変に荒れてました。
こんな時、強かったらとみんなブッ飛ばせるのに…。 高二の時、友人から薦められたロックバンドが僕にその力を与えてくれました。

「The Blue Hearts」


現代J−POPの原点となったバンドです。

ロクデナシたちを謳う歌。 夢を叫ぶ歌。 ひたすら走っていく歌。 バカの歌。
僕の欲しいものがそこにはあった。
それから、いろいろな音楽を聴くようになりました。

ポルノグラフィティ、BUMP OF CHIKEN、餓鬼レンジャー、尾崎豊、L'Arc〜en〜Ciel、XーJAPAN、T.M.Revolution、sum41…
力がなくても表現することで誰かを助けられる。 こんなに優しい強さが他にあるだろうか。 音楽の本質に気づいてから、『聴く』ことにどんどんのめり込んでいきました。 まさか、数年後に『聴かせる』側にまわるとは思いませんでした。

 工業高校から文系大学への進学という荒道をなんとか乗り越え、やっとのことで大学生になりました。
入学当初、無数のサークルが勧誘するために新入生にチラシ爆弾を投下し、中庭に拠を構え宣伝活動に明け暮れていました。
そんな中、「大学、入ったしいろいろやってみるかー」と歩いているところに音楽サークルが目につきました。
ふと、中学校時代に焼きついた光景が目に浮かびました。
この時の僕の信条は「臆病にならない」。 
 そんなわけで、僕は音楽サークル方面へ向かいました。 しかし、あとからわかったことですが食堂会館五階のサークルは交流があるらしく三部いりまじり。
なので、どこがどうなっているのかよくわからなかったのでテキトーにある場所に説明を受けにいきました。
説明を受けて数分後、履修関係の説明会を受けたあと、再び中庭を歩いていたら先ほどの音楽サークルの先輩が声をかけてきました。
昔から先輩に逆らえないので、とっとこ後ろに着いて行きました。
少し前とは違い、今度は純粋にサークルの人たちだけになっていました。
いろいろ音楽サークルをまわって見るつもりだったので、そこのサークルが何を扱っているのかは深く考えていませんでした。
僕が説明を受けているところはビートルズを専門に扱うサークルでした。

先輩「ビートルズ、聴いたことある?」

僕「す、少し…」(あんまりしらねぇ〜)

先輩「何が好き?」

僕「…イエローサブマリンとか〜〜…」(有名ドコロしか知らない…)

先輩「音楽はやったことある?」

僕「音符すらわかりません」(マジ冷や汗)

先輩「大丈夫、大丈夫。 この部は初心者多いから」

僕「そうなんですか?」(ちょっと安心)

先輩「ドラマー不足でねぇー」

僕(ドラムかぁ、打楽器ならできるかなぁ?)

先輩「どうかなぁ?」

ちょっと間。 汗だくだく。

僕(人生ふんぎりが大事だよなぁ…)


音符も楽譜の読み方もわからない。 だいたいの成績は2。
小学校の頃、卒業式に罰で鉄琴をやった程度。

ロックは大好き。 あこがれ。 あこがれへの招待。もうこの時期を逃したらできないかも。
ふつふつふつふつふつ、どくどくどくどく


僕「入ります!!」


そんなこんなで今に至ります。
たまになんでをビートルズを演奏しているかわからなくなりますが、邦楽の楽譜を見たらビックリ。 初心者の僕の手に負えません。
セーフです。 本当に。 ビートルズはやる分にはとても練習になります。
ビートルズ研究会でピンクの服を着たドラマーがいたらそれは僕です。 よろしくね。

『かっこよさへのあこがれ』


『反骨への渇望』


『感動する側から感動させる側へ』

以上が僕が僕が音楽に目覚めたキッカケです。

ひどく僕の内面に関わったお話になってしまいましたが、それだけ音楽(ロック)が与えた影響が大きいのです。
実は上のみっつの理由は僕がマンガを描く理由にもなっています。(一部、少し違いますがそっちはいずれ機会があれば)


マンガも音楽も同じ芸術。 テーマも似たものがとても多いです。 
双方、エンターテイメント故の縛りがありますが、間違ったことに逆らうという点では同じはずです。
心に種を撒く力で人を救うのがマンガやロックの本質だと僕は考えています。 その心に新たな芽が出て花が咲き、また他の人を救います。
だから、今も芸術は生き続けていると思います。 
僕も心の花を咲かせて、誰かを救えれば、この道に入ったことを誇りに思えるでしょう。
いまはまだ、芽すら出てはいませんが、いつか必ず咲かせたいです。



以上でコラムのほうを終わらせていただきます。 乱文ながら、読んでいただきありがとうございました。

次のコラムは遠野秀一先輩にお願いします。
テーマは
俺と純愛〜世界は甘々で出来ている〜
よろしくお願いします。